賃貸に住んでいると、「壁に穴を開けられないから収納が増やせない」と諦めている方が多いです。でも、ディアウォールやラブリコを使えば、壁に一切穴を開けずに床から天井まで棚を作ることができます。ただし、いくつか確認しておくべきことがあります。
ディアウォールとラブリコの違い ¶
どちらも2×4材(ツーバイフォー材)を天井と床で突っ張って固定する器具ですが、仕組みが少し違います。ディアウォールはバネで突っ張るタイプ、ラブリコはネジで調整するタイプです。ラブリコの方が固定力が安定しやすく、重いものを載せる棚には向いています。どちらも1,000〜2,000円程度で購入できます。
耐荷重の確認が最も重要 ¶
突っ張り棚は、天井の強度に依存します。日本の集合住宅の天井は、石膏ボードが多く、強度が高くありません。1本の柱に載せる重量は、棚板と収納物を合わせて20kg以下を目安にしてください。本を大量に置く場合は、柱を2本以上立てて荷重を分散させます。天井が低い(2.2m以下)場合は、突っ張りの角度が急になるため、特に注意が必要です。
床の傷つき防止も忘れずに ¶
突っ張り棚の足元には、必ずゴムパッドや木材の端材を敷いてください。フローリングに直接立てると、退去時に傷の修繕費を請求される場合があります。特にラブリコは、ネジを締めるときに床に力がかかりやすいので注意が必要です。
退去時に戻せるかを先に確認する ¶
突っ張り棚は原則として原状回復が可能ですが、棚板の取り付けに小さなビスを使う場合は、壁や天井に跡が残ることがあります。賃貸の場合は、棚板の固定方法も「穴を開けない方法」(クランプ式の棚受けなど)を選ぶと安心です。退去前に管理会社に確認しておくことをお勧めします。
壁面収納は、正しく作れば賃貸でも大きな収納力を生み出せます。具体的な設置方法や棚板の選び方については、お問い合わせフォームからご相談ください。